気温の低下で汗の出かたや皮膚の脂(皮脂)の出かたも減ります
そのために角質層の水分が減少し、乾燥肌になります
それに加えて乾燥肌になると角質層が薄くなると同時に
小さな隙間ができます
そのために外からの刺激を受けやすくなります
刺激でかゆみが感じたり、皮膚炎になったりします
またはだが乾燥すると、かゆみを感じる神経が
皮膚の表面近くまで伸びてくるので
かゆみを感じやすくなるといわれています
寒くなるとアトピー性皮膚炎のかゆみが強くなり症状を悪化させたり
皮膚そうよう症や皮脂欠乏性湿疹が多くなるのもそのせいです
皮脂の量は思春期ごろが最高でその後年齢とともに減少します
乾燥肌によるかゆみが中高年に多く見られるのもそのせいです
2004年11月6日更新 文責:大阪正視(大阪医院06-6571-1594)転載禁止